これまでの研究成果

 

 2008年から2010年に全国6カ所(千葉県館山市,広島県呉市,福岡県福津市,長崎県長崎市,高知県須崎市,鹿児島県南さつま市)で実施したモニタリングの結果109種の魚類が記録され,各地における南方系魚類の出現状況が明らかになりました。

 

須之部友基・川瀬裕司・坂井陽一・清水則雄・望岡典隆・田和篤史 ・竹垣 毅・中村洋平・出羽慎一. 2014. 地球温暖化と南日本各地における魚類相の比較. 千葉県生物多様性センター研究報告. 73-13.

 

今後の展望

 

 海水温の上昇と南方系魚類の高緯度地域への侵出との関係を明確にするには,数十年単位の観察記録の蓄積が必要です。2016年2月に開催された魚類生態研究会(鹿児島大)でプロジェクトメンバーが集まり,今後は4年に1回(オリンピック開催年)にモニタリングを行うことになりました。